インドネシアのコーヒー文化やコーヒー豆の特徴を知ろう

インドネシアは17,000以上の島々からなる国で、コーヒーを育てるのにぴったりの気候と土壌を持っています。

その結果、ジャワやスマトラなど、それぞれ地域によって独自の風味のコーヒー豆がたくさん作られているのが特徴です。

そんなインドネシアだからこそ、さまざまなタイプのコーヒーや、飲み方が楽しめます。今回はその一部をご紹介いたします。

インドネシア独自の飲み方トゥブルック

コピ・トゥブルックというコーヒーの飲み方がインドネシアにはあります。

極細挽きにしたコーヒー粉に、フィルターなどを通さずお湯を注いで、コーヒー粉が沈殿するまで2-3分ほど待ってから上澄みのみを飲むスタイルです。

バリ島やジャワ島などで体験できるお店が多いこの飲み方、インドネシア以外だとトルコで似たようなコーヒーの飲み方を体験できます。

コーヒーの精製方法として有名なスマトラ式が生まれたインドネシア

スマトラ式というのは、インドネシアのスマトラ島で生まれたコーヒー豆の精製方法の1つ。他の方法と違い、豆がまだ少し湿ったまま殻を取り除くのが特養です。

スマトラ島の農家の人たちは、一部の乾燥の工程まで自分たちでやり、後の工程は業者が行います。

この方法のおかげで、コーヒー豆は緑色がかった色をしており、スパイシーでハーブっぽい香りがする特別な味が楽しめます。ただ、湿ったまま殻を取り除くので、豆が傷つきやすいデメリットがあります。

TAKADA COFFEEでも販売中のリントンマンデリン

コーヒー好きならマンデリンという単語は聞いたことあると思います 。

マンデリンは酸味が少なく苦み成分が強いことが特徴で 日本人の口に なじみやすいと言われています 。

マンデリンの産地の中でも特に高品質なコーヒー豆を栽培する地域として、リントン地区のマンデリンが有名です。

爽やかな香りの中、チョコレートやスパイス感とアーシーといわれる独特のコクとクリーンな味わいのある、リントンマンデリンはオンラインショップから購入できます。

おわりに

インドネシアに限らずコーヒーを楽しむためには、そのコーヒー豆が作られた国の背景や文化を知ることも大切です。

コーヒー豆を選ぶときには、その特徴や背景を思い出して、選んでみるのも楽しいですよ。

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